魚津三太郎塾と 事業レポート

魚津三太郎塾 事業レポート

1日目 第1〜3限 

第2期導入講座 地域再生システム概論
開催日時:平成24年10月19日(金)13:30〜17:00
場所:魚津市埋没林博物館研修室・ハイビジョンホール

開会

開会にあたり主催者を代表して、魚津市企画総務部長沖本喜久雄が挨拶。本塾の協力・後援機関と事務局の紹介の後、第2期塾生へ本日の進行について説明がおこなわれた。

第1限 講義

オリエンテーション 魚津三太郎塾とは
講師:
魚津市 企画総務部企画政策課 地域資源推進班(富山大学地域連携推進機構民間等共同研究員) 前田久則

第2期開講にあたり、魚津三太郎塾開塾の背景や経緯、開講の目的や塾の概要を説明。昨年度(平成23年10月〜24年3月)開催された第1期の講義内容や講義風景を紹介したほか、同塾や塾生の活躍が取り上げられた新聞記事等も紹介された。続いてこれから開講される第2期の概要について説明され、主テーマ「魚津の水循環」と「環境ビジネス」「社会的課題」「地域的課題」「価値の創造」の4つのキーワードについて今後塾生たちが意識すべき内容について相互確認がはかられた。

第2限 映像視聴

ハイビジョン映像視聴
〜光と風の芸術ー蜃気楼〜
〜洞杉の記憶ー魚津・スギ物語〜

ハイビジョンホールへ移動し、魚津のかけがえのない財産である「蜃気楼」と「洞杉」を解説紹介したハイビジョン映像を視聴。地域の自然環境と魅力を再認識した。

第3限 講義&ディスカッション

地域再生システム概論
〜環境と経済の両立による地域づくりと企業行動〜
講師:富山大学 地域連携推進機構 教授 金岡省吾

冒頭に環境の"保護"と"保全"の違いについて説明、保護し活用すること(保全)をビジネス繋げ持続的な状態にするにはどうするかを魚津三太郎塾でこれから学んでいくことを示し、塾生たちと協力機関を含めたディスカッションのスタイルで講義をおこなった。

後援機関の富山県新世紀産業機構の役割紹介や活用・サポート体制、金融機関の協力対応などを紹介した後、第2期塾生が自己紹介しながら塾に取り組む考え方や目的、環境ビジネスに対する考え方等を語り合った。協力金融機関や事務局スタッフの自己紹介もあわせて行われ、次回から本格開講する本塾全体システム相互理解がはかられ、環境と経済の両立は可能なのか、それにより魚津を活性化できないかを探った。