高度差4000 モデル事業の報告

高度差4000

富山大学/地域再生塾「高度差4000」モデル事業報告

モデル事業「高度差4000」再生産担い手養成講座9

■9日目 11限目・12限目(240分) 
■日時 平成21年1月10日13時00分〜17時
■場所 富山ステーションフロントCiC 3F学習室
モデル事業「高度差4000」再生産担い手養成講座8

 地域再生塾「高度差4000」のモデル事業・再生産担い手養成講座9日目が開講。地域再生塾生がポスター発表へ向け,プレゼンテーション演習をおこない,今まで学んできた高度差4000を守り・育み・活用することをベースとした事業構想提案を各塾生が発表。提案Storyの最終構成確認を行い,ポスター化表現の技法とプレゼンテーションの技術を学んだ。

事業構想演習プレゼンテーション とやま高度差4000
高度差4000 守る・育む・活用する   〜モデル事業1 塾生の提案〜

富山大学 地域連携推進機構 産学連携部門 -特命教授 石黒雅煕氏

 塾生が高度差4000『守り・育み・活用する』を学び考えた事業構想を各10分間で発表。各塾生の専門性やネットワークを活かした分野に高度差4000の要素を組込んだ新規事業構想のポスター化を意識した1シート形式のスタイルでプレゼンテーションし,富山大学地域連携推進機構 地域づくり・文化支援部長 秦正徳氏,同准教授 金岡省吾氏,富山大学芸術文化学部 准教授 矢口忠憲氏が,塾生が提案する事業構想についての質問や提案内容への講評をおこない,最終ポスター制作へ向けて塾生とともにディスカッションした。

今回発表の事業構想テーマは下記の通り(1名業務の都合により欠席)
■「岩瀬・白えびツーリズム」
  有限会社水文 水上剛氏
■「地域コラボレーションによる新たな付加価値の創造と活用」
  富山ライトレール株式会社 塚本紘巳氏
■「とやま湾を愛する会」
  富山検査株式会社 高見貞徳氏
■「立山山麓ゴンドラ周辺地域への遊客と回遊」
  日本エレクトロニクス株式会社 松山朋朗氏
■「高度差4000のエコツアー」
  株式会社エコロの森 森田由樹子氏
■「カイニョイズム・マンションプロジェクト」
  みずき建築設計事務所 水木功氏

講話 とやま高度差4000
事業構想演習その2 プレゼン演習
講師:富山大学芸術文化学部 准教授 矢口忠憲氏

 事業構想のポイントを「ひと言」で表すキャッチコピーの重要性をあげ,一目で「ウリ」が判る表現が「見てもらうポスター」に必要と話し,ポスターとして表現する際のビジュアル的な表現方法を解説した。
 プレゼンテーションについての手法や組立についての理論や技術論についても講義。事前の3P分析からプレゼンの組立の手法,実際のプレゼン現場でのテクニックやコツなどをわかりやすく解説,28日に催される最終ポスタープレゼンテーションヘ向けてのアドバイスを授けた。
 
1月28日の成果報告発表会のポスターセッションの予定を金岡准教授から示され,最後に各塾生から地域再生塾を受講しての感想や意見を発表。秦氏が「今回の地域再生塾高度差4000が理念や論を形成するきっかけとなり事業展開のお手伝いができてよかった。今後もこの繋がりを大切にして,理念を礎にビジネスに結びつけて欲しい」と締めくくり,モデル事業地域再生塾「高度差4000」再生産担い手養成講座の全講義が終了した。

とやま高度差4000 タウンミーティング
〜モデル事業・成果報告発表会〜
日時:1月28日(水)13:30〜17:30
場所:富山国際会議場2F(201及び202)