地域再生塾「高度差4000」の行政人コース15日目が開講。魚津市若手職員の塾生が,これまでに学び,討議して作成した政策案のプレゼンテーション演習を行ない,最終提案ヘ向けた確認や意見交換がなされた。
これまでの地域再生塾の課程で学び,討議してまとめあげられた各グループの政策提案のプレゼンテーション演習が行なわれた。
水循環グループから水循環に関する事業の政策プロモーションの提案を,三太郎グループからは「まち・もの・ひとづくり」の産業振興政策プロジェクトをそれぞれパワーポイントを用いて発表し,矢口氏と金岡氏が内容や技術面、表現などについてコメントし,塾生間で課題を検討する形式で進められた。
講師の両氏は抽象的な表現をわかりやすい言葉で置き換えることや,アンケートデータの表現法の検討,プレゼンテーションの目的の明確化等プレゼンテーション発表のコンセプトや表現法、内容について不明点や疑問点、具体的な改善点などを指摘。また,プレゼンテーションの発表内容の時間的ボリュームや配付資料のボリュームについても指導し,適正な分量にスリム化をはかることでプレゼン効果が高まることや,質問や疑問に対して自信を持って即答できる対応力を身につけ準備を怠らないことが重要であると話した。
プレゼンテーション発表の流れと表現内容,資料の検討など細部にわたり指導を受けた塾生たちは,指摘された課題や修正個所について討議をおこない,本日のプレゼンテーション演習での指導を基に,9月28日に行なわれる庁内での最終政策提案に向けて修正および調整を行なっていく。