地域再生塾「高度差4000」の行政人コース9日目が開講。魚津市若手職員の塾生が,地域活用の担い手としての金融機関の役割や動向について学び,地域再生と産業振興に向けた政策立案への礎を築いた。
魚津市内で活動を行う主要金融機関の方々をお招きし,座談会形式にて,地域金融機関の地域振興への思いや取組み・考え方として,各行15分の時間で自行の紹介や現況,地域振興への取組み,地域活性化へ向けた勉強会や産学官連携の取組みでの金融機関の関わり,地域企業支援や地域貢献活動などを拝聴した上で,質疑応答,および塾生(魚津市職員)との意見交換会を実施し,今後の政策立案の参考になるヒントを得た。
金融機関からは,「金融機関は個(企業)と個(企業)を結びつけることはできるが,トータルとしてまちを考え,どういう方向への街づくりをコーディネートできるのは官(行政)だけである。」と地域活性化へ向けた行政の役割を指摘され,今後の行政への要望や提案もあげられた。塾生らは地域金融機関の役割や動向から地域振興へ向けた様々なヒントを学び、今後の地域振興政策立案に活かしていく。