高度差4000 http://www.k4000.jp

事業報告

地域再生塾「高度差4000」魚津モデル行政人コース 8日目

富山大学
地域再生塾「高度差4000」魚津モデル
日時 平成22年7月22日(木)13時00分〜17時30分
場所 魚津市役所3階会議室

地域再生塾「高度差4000」の行政人コース8日目が開講。魚津市若手職員の塾生が,地域資源活用型の地域クラスター形成へ向け,地域資源の販売・情報発信について学び,地域再生と産業振興に向けた政策立案への礎を築いた。

8日目13限目
講義

高度差4000地域再生クラスター形成論2
販路開拓論1
(卸売市場の階層性を見据えた販路開拓)
講師:富山大学地域連携推進機構 教授 金岡省吾氏

地域再生塾「高度差4000」魚津モデル行政人コース 5日目9限目

市場ニーズ適応型地域づくりの事例として、海の新幹線活用による新青果チャネルを開拓したケースから,卸売市場の階層性や集散構造を解説した。集散構造の利用と価値の連鎖を捉えて,ヒアリングを行ない市場参入することでビジネスチャンス創出の可能性が検討できると講義。山林資源を活用したキノコ産業育成の地域事例では、ヒアリングから卸売市場の集散構造を調査することで市場への新規参入の可能性を見いだした経緯から卸売市場でのビジネスチャンスの獲得の条件を解説し, 卸売市場の集散構造を見据えた販路開拓の必要性を講義した。

また,ミミズの養殖による肥料販売事業の地域事例では産学連携で,成分分析をして商品の機能性を証明することで差別化と高付加価値化を図り,適確な市場参入して,いった経緯を解説し、本物の商品をつくると産学官連携クラスター体制が構築されいく場ができるとする一方,人が育たないと事業は続かなくなると話し,地域再生には「地域資源でホンモノをつくり、販路を考え、人材を育てることが重要」とした。

12限目討議

産業振興の実現ヘ向けた政策案の策定へターゲットや戦術,人材育成について各人が意見を述べ,地域クラスターの形成や核となる人材育成のための場づくりなど話し合われた。