魚津三太郎塾 中級コースレポート

魚津三太郎塾中級コース新事業の創出
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事業スケジュール

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2014年08月20日
魚津三太郎塾中級
魚津三太郎塾中級6日目第8限
日時:平成26年8月20日(水)14:00〜16:00
会場:富山大学中央図書館(五福キャンパス)

魚津三太郎塾中級コースの6日目は,情報収集手法として図書館活用と新聞記事検索について講義と実習がおこなわれ,事業計画作成や事業展開で必要な情報の取り方、調べ方について学んだ。

魚津三太郎塾中級6日目第8限 新聞記事検索

中級6日目第8限

講義+実習

新聞記事検索
〜情報の取り方,調べ方〜
講師:富山大学学術情報部図書館情報課 伊藤芳人氏

富山大学中央図書館の施設やサービス,現状の利用状況や概要について紹介。学外者でも利用証の発行申請を行い貸出利用ができることを伝え,図書館で収集可能な情報や資料について説明した。収集情報に関し,WEB情報と雑誌情報・図書情報の違いについて内容や速報性・信頼性などを比較。各々の情報の特性を熟知した上での情報活用が重要とし,図書館をうまく使うことでレポート作成に必要な資料は全部揃うと話した。レポートや事業計画・企画書などでは内容を裏付ける根拠資料が必要であり,課題に対しての第一歩は資料・情報収集であるとし,レポートとは出された課題に対して,事実に基づいて論理的に分析・説明したもので,根拠のないものは個人的な主張や私見であると述べた。基礎知識をつけるための情報収集の有用なツールとしてWEB検索をあげ,検索方法をロボット型検索サイトのGoogleを例に説明。ヒットしたサイトが真実を書いているとは限らないし、学会・教育機関・政府サイト以外は注意が必要とした。またWikipediaについて独自性や速報性の有る情報がとれるが,誰でも記事編集ができるので記事内容を鵜呑みにしないことが必要であるとWEB情報の注意点を解説した。知りたい事柄・レベルに応じて情報収集ツールの使い分けが必要であると話し,最近話題になった情報を集めるにはWEB情報や新聞情報が有用であり,検索エンジンや記事検索サイトなどを活用し,とりあえずその事柄について書いてある本や記事を読んでみることが大切であるとし,WEBでの新聞記事検索の手法について説明。朝日新聞の聞蔵U,日経新聞の日経テレコン21,国立国会図書館の無料記事検索サービス,日経BP記事検索サービスや統計情報などを集められるe-Stat,とやま統計ワールドなどのサイトを紹介し,資料収集に有用なツールや手法について説明した。

講義で紹介された新聞記事検索を塾生が実習し,日経テレコン21での新聞記事検索を実際に体験した。検索サイトの使用法を伊藤氏から習いながら,自らのテーマや課題への参考事例や必要情報に結びつくキーワードを打ち込み記事検索を行った。金岡教授から,事業計画・取り組みの内容を裏付ける根拠資料を示すことが本塾中級の目標であると話し,同様な取り組み事例や先進事例などの情報を集め調査することが大切であると塾生へアドバイスが授けられた。

今回で中級講義が終了し,次回から演習へと入ることから,前田氏から今後の予定と演習の流れについて説明がなされ,次回演習へ向けた宿題について説明した。


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