演習① ミニ講義 ワークショップ Report

2014年02月06日
魚津三太郎塾第3期6日目
演習①
開催日時:平成26年2月6日(木)13:30~17:00
場所:魚津市役所第5・6会議室

魚津三太郎塾第3期の6日目が開講。初めての演習として「水循環を守り・育み・活用する企業行動とは」をテーマに各塾生の課題の明確化を図り,今後作成する事業計画につながる取り組む事業の1行コンセプトを発表・討議した。


6日目第10限

演習&討論

水循環を守り・育み・活用する企業行動とは
~課題の明確化&1行コンセプト~

高低差4000環境論2 水・物質循環 ~富山の水資源と富山湾~

魚津三太郎塾第3期生の初めての演習は,本日参加の8人の塾生が2つ班にに分かれてのグループ討議形式でおこなわれた。冒頭に前田氏から本日の演習の流れと目標についての説明後,2班に分かれて討議に入った。前半はこれまで学んだ「魚津の水循環」を自分の言葉で表したらどうなるか,自社の特徴や課題は何なのかを発表し,それをグループメンバーで討議するスタイルで進められた。各人が魚津の水循環とは何か,その魅力は何かを整理し言葉で表現し,その水循環と自社の業務とどう関係がつけられるかを話し,グループ全員で討議した。また,各企業が抱える課題や企業の技術力・経営資源について説明し,水循環とどのように関わり,何をすべきかを皆で考え,意見交換と議論をすすめた。自分の企業の強みを考え直す機会となり、また,同時に互いの理解を深めることができた演習となった。

グループ討議後半では,塾生がこれから取り組む事業,取り組みたい方向性について思いやビジョンを発表。その内容や方向性のコンセプトを一言で表現する「一行コンセプト」をまとめる作業をおこなった。各人の発表を受けて,グループで水循環との関わりやその内容が企業や地域の課題解決に貢献しているかなどを討議し,内容のブラッシュアップを図った。

[演習グループA]

濱田一徳氏(魚津漁業協同組合)
不破光大氏(魚津水族館)
長谷川妙子氏(はせがわ珠算教室)
深川誠一郎氏(アシステム税理士法人)
[コーディネータ] 富山大学 金岡省吾
[記     録] 魚津市  塩田明弘

[演習グループB]

高縁大氏(魚津市農業協同組合)
坂本真也氏(川原・吉島保育園)
原敬志氏(新川森林組合)
舘哲也氏(有限会社フラワーセンター舘)
[コーディネータ] 魚津市  前田久則
[記録] 富山大学 河合英明

発表

・取り組む事業(一行コンセプト)

これまでのグループ討議で検討された,各人のこれから取り組む事業・取り組みたい方向性を一言でまとめた「一言コンセプト」を全員の前で発表した。
長谷川妙子氏「親子に優しい環境に優しい魚津のそろばん教室」
深川誠一郎氏「地域に密着・地域課題に取り組む会計事務所」
濱田一徳氏「ウマヅラハギを利用した水循環」
不破光大氏「自然とのふれあいの玄関口」
舘哲也氏「魚津で育ったオリジナル雪割草の販売拡大」
原敬志氏「山林所有者のマッチング」
高縁大氏「水循環の恩恵の最大活用」
坂本真也氏「子供たちが水環境を体験」

演習終了後にオブザーバーの1期生の朝野愛子氏(ハマオカ海の幸)から近況報告がおこなわれ,2月初頭に東京のいきいき富山館での販売催事の反響が伝えられ,魚津の水環境を伝えるコトができた手応えや商品物販の可能性を話し,成功事例を紹介した。また,美浪呂哉氏(海風亭)は新幹線開業での懸念と観光発信についてコメントした。