魚津市 富山大学

魚津三太郎塾  事業レポート

 

演習①

2015年05月8日
6日目第10限
演習&討議
水循環を守り・育み・活用する企業行動とは
〜課題の明確化&1行コンセプト〜

第4期初めてとなる演習を開催。これまでの講義で学んだ魚津の水循環を自分の言葉で表わし,各塾生の企業課題を討議し,「水循環を守り・育み・活用する企業行動とは」をテーマに各塾生の課題の明確化を図り,今後作成する事業計画につながる取り組む事業の1行コンセプトを発表した。

高低差4000環境論②“さかな”と水循環 〜森・里・海と魚〜

冒頭に事務局から本日の進め方と目標,演習のねらいについて説明。これまでの復習として,3日目から5日目におこなわれた3回の講義の内容やポイントを振り返り,コミュニティビジネスや魚津の地形について学んだことを再確認した。

また,討議に入る前に,今回の演習の目標が魚津の水循環とは何か?魅力は何なのか?今後の行方はどうなるかを自分の言葉で表現できるようになることと,各塾生の企業の技術力・経営資源を活かし,水循環とどのように関わり,何をすべきかを考えることを論点に,各塾生がこれから取り組む事業・取り組みたい方向性を一言で表す「一行コンセプト」を発表することを目指すことが伝えられた。

魚津三太郎塾第4期生の初めての演習は,塾生と金岡教授,前田氏,塩田氏,斉藤氏と今回オブザーバー参加した北陸職業能力開発大学校の池野進校長によるディスカッション中心に進められた。

塾生がこれまで学んだ「魚津の水循環」を自分の言葉で表したらどうなるか,自社の特徴や課題は何なのかを発表。それについて各自の意見や考え,質問など自由に討議する形で進められ,意見交換がおこなわれた。討議では,各自の課題の明確化をはかることや自分の企業の強みを考え直す機会となり,同時に互いの理解を深めることができた演習となった。討議後半では,塾生がこれから取り組む事業,取り組みたい方向性について思いやビジョンと,その内容や方向性のコンセプトを一言で表現する「一行コンセプト」を発表。各塾生が思い描く方向性や解決課題などを全員で共有化を図り,今後の事業計画策定へ向けて基幹となる課題やコンセプトについて自己理解を深めた。