事業レポート

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第11限 具体的プロジェクトを検討B Report

2014年01月30日
舟橋村・富山大学地域づくり連携協定事業第3フェーズ・その2 平成25年度事業企画
舟橋村職員研修〜人口問題プロジェクト〜

第10限目

具体的プロジェクトを検討B

開催日時:平成26年1月30日(木)18:00〜20:00
場所:舟橋村役場 2階会議室

平成25年度舟橋村職員研修11日目は,これまで検討してきた舟橋村人口問題プロジェクト案の中間プレゼンテーションを行い,検討してきた施策体系樹形図で導いた方向性や資料構成などを確認し,効果的なプレゼンテーションへ向けた表現やロジックの検討が討議された。

プレゼンテーションと意見交換

舟橋村人口問題プロジェクト中間発表

進行:富山大学地域連携推進機構 教授 金岡省吾
舟橋村職員研修事務局 吉田昭博 林輝

舟橋村人口問題プロジェクト案の中間発表として,これまでの研修で導き出した村の現状と将来像,課題解決のための政策についてまとめた資料を基にプレゼンテーション演習をおこなった。舟橋村の過去の開発から現在の状況,将来の予想と課題を示し,将来を見据えた取り組みとして力点を置く施策提案や課題解決施策へのベクトル提案を,各職員が担当箇所別に発表した。前回からの課題でもあった施策体系樹形図のストーリー化を図り,解りやすい表現や資料提示を意識したプレゼンテーションをおこなった。

政策提案では新たな国内の政策事例や海外の事例も紹介され,取組みの具体化へ向けての施策検討がなされた。これまでの研修で作り上げた施策体系樹形図で導き出した方向性の共有確認と今後の検討課題などが討議され,各施策実現へ向けたヒアリング調査やニーズ調査の必要性などや各項目の先にある施策や各論についてどこまで取り組むのかについて話し合われた。また,プレゼンテーションのためのパワーポイント資料の構成や進行ポイントについても検討され,『何を話し、どんな資料で表現するのか』効果的なプレゼンテーションへ向けてのアドバイスや修正点なども話し合われた。

吉田氏は「樹形図で導いた方向性を出してきているが,具体的なところまで踏み込んでいない。さらに内容の修正が必要である」と課題を提示。金岡教授は「目指すべき目標をつくってカリキュラムを作ることが大事。早い段階からカリキュラムを作る必要がある」とアドバイス。プレゼンテーションについて「樹形図のスタイルみたいなワンペーパーがイイのかの検討を図り,全体をひとつのストーリーに作り,進め方をもう一歩踏み込んで村長プレゼンへつなげてください」と指導し,次回までのプロジェクト発表案の再構築を確認し,11日目の研修を終了した。