事業レポート

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第8眼目 舟橋村の理想像を描くB Report
2013年11月26日
舟橋村・富山大学地域づくり連携協定事業第3フェーズ・その2 平成25年度事業企画
舟橋村職員研修〜人口問題プロジェクト〜

第8限目

舟橋村の理想像を描くB

ベッドタウン舟橋の施策体系〜魅力と取り組み〜
開催日時:平成25年11月26日(火)18:00〜20:00
場所:舟橋村役場 2階会議室

平成25年度舟橋村職員研修8日目は,施策体系づくりへ向けての舟橋村の魅力と取り組みについて掘り下げ,取り組みの具体化への方策や手法を検討。プロジェクト具体化へ向けた方向性や手法をディスカッションを通じ確認した。

班別のプレゼンテーションと意見交換

取り組みの具体化に向けて

進行:富山大学地域連携推進機構 教授 金岡省吾
舟橋村職員研修事務局 吉田昭博 林輝

 研修職員は事前に2班にわかれ施策体系図作成,その資料に基づき班別のプレゼンテーションがおこなわれた。「子育て世代流入」と「高齢者の協働」という2つの各アプローチで分けられ,これまでの研修で討議・検討したキーワードや事例などを目的や手法を整理・再検討した上で「方向性」「ターゲット」「魅力」「取り組み」「実施方法」を記した施策体系図にまとめ,その体系図を各班の代表者が説明。それを基に舟橋村理想像実現へ向けた村の魅力と取り組みについて全員での意見交換がなされ施策へのプロセスが思考された。また,林氏から,舟橋村人口問題プロジェクトチームの施策提案書のフォーマット案の説明があり,今後の施策事業案作成への方向性が示された。ディスカッションでは,具体的な施策立案へ向けて,何処をポイントにして比重をかけるのかや,本来の目的に結びつくのか、魅力や取り組みでの重複事項や方向性の似通った部分の整理が必要など作成した体系図から様々な課題や修正点が協議された。金岡教授は「魅力と取り組みの方向性を考えて,それぞれの事例を探して具体的な取り組みを提示してください」とアドバイス。吉田氏から「ありきたりのことが多い中から施策提案しても特徴ある魅力と取り組みにはならない」と指摘があった。
 今後の取り組みの具体化へ向けて何が必要なのか具体化の作業企画についての説明があり,情報収集・事例収集の留意点について背景や方法,成果や課題を理解して自分で話しができる様になることが大切でで,収集方法はインターネットのみでなく,電話で相手から直接話しを聞く事が重要。またその際には相手の状況も考慮したマナーのある対応が大切であること。具体化に当たり舟橋村に置き換えた検討をすること。行政が一方的に行うのでなく住民と共に協働化を図り,行政と住民の役割を明確にすること。行政の見返り効果(協働や経費削減など)を考えて施策を練ることなど今後の作業へのポイントや注意点を説明。また次回以降の日程やスケジュールを確認し,村長への最終提案まで作業内容や方向の確認をした。

MURCの追加情報の解説

解説:富山大学地域連携推進機構 教授 金岡省吾

シンクタンクの 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)が分析した「舟橋村の将来人口累計について」資料解説がおこなわれ,推計方法と推計結果について説明。高齢化が何時の時点で急速化するのか,人口ピラミッドの推移予想からどのような施策がどの時点まで必要なのかを再確認した。