舟橋村・富山大学 地域づくり連携協定事業-『協働型まちづくり』を推進する、日本一小さな自治体の地域づくり

『協働型まちづくり』を推進する、日本一小さな自治体の地域づくり
平成21年度事業

平成24年度事業企画
第4次総合計画 協働のまちづくり推進
4th Step プロジェクトの立案 ワークショップ

演習4 最終発表 村長への提言
開催日時:平成25年3月27日(水)18:00〜20:30
場所:舟橋村役場 2階会議室

舟橋村若手職員研修最終日となる10日目では,これまでの研修成果を発表し,舟橋村協働型の将来像と業務改善についての提案を村長へ向けておこなった。また,職員研修を受講した職員へ修了書が授与され,約4ヶ月にわたり開催された研修が終了した。

第10限 演習4

最終発表 村長への提言
10年後の舟橋の姿 協働型まちづくり実践のシステム
〈ディスカッション〉研修の共通見解は如何に?あなたは何をする?
コーディネーター:富山大学地域連携推進機構教授 金岡省吾氏

村長への最終発表の前に,最初に金岡教授が,本日の研修の流れとプレゼンテーションの評価基準を説明し,これまでの職員研修のねらいと経緯の詳細を報告した。

第2フェーズ連携事業の総括から今回の第3フェーズ職員研修企画の立案準備段階から運営準備までの20回以上のミーティングでの討議を経て研修円滑化の検討や講義内容・論点・アウトプット管理などをおこない10回の研修が企画されたことを説明。これまでの研修を振り返り,第1限から第9限目までの講義内容と研修ポイントを説明した。

これまでのワークショップで研修の成果として各班毎にまとめあげられた「舟橋村協働型の将来像と業務改善についての提案」を金森勝雄舟橋村村長へ向けてのプレゼンテーションとして研修職員の希望により各班毎に審査形式でおこなわれ,金森村長はじめ,古越邦男副村長,Gest講師の富山市職員で前富山大学地域連携推進員の辻公房氏,魚津市職員で富山大学民間等共同研究員の前田久則氏,富山大学金岡教授,近藤達也氏,桶川淳氏により審査された。

各班の最終発表は「舟橋村協働型の将来像・あるべき姿」「地域づくりを取り巻く環境・舟橋村の現状と課題」「村として中長期で何を,短期でのあなたの業務改善」の3つのポイントテーマに,「協働」の必要性や意義,住民と行政が十分にコミュニケーションがはかれる場や住民のニーズや課題をみつける場の必要性,ネットワークづくり必要性,行政の役割や住民意識について,村内の団体活動の現状や課題,将来像などについてまとめ,村と自らの改善策を,工夫を凝らした資料とパワーポイントに基づき発表した。

審査発表の前に各審査員から講評が述べられた。古越副村長は「職員間のコニュニケーション・話し合う状況がつくられ横の連携をもち目的に進めるようになったのは研修の成果。今後どうしていくか具体的に考え取り組んでほしい」と講評。金森村長は「自分の考えを団体の中でもアピールできるよう自分自身が地域活動へ積極的にはいることも大切。行政の主役は住民の皆さんということを忘れず舟橋村のために尽くしてください」と講評し、優秀発表チームを表彰。金森村長から表彰状と記念品がB班に授与された。

続いて,研修職員全員に金岡教授から修了書が一人一人に手渡され,Gest講師から研修発表の優秀個人として2名の研修職員に研修MVP賞が授与された。研修職員全員から研修の感想・講評が述べられ,最後に金森村長が「互いに知恵を出し汗をかいて協働の村づくりを一緒に進めていきましょう」と総括,約4ヶ月間にわたり行なわれた職員研修の幕をおろした。