今回の研修は前回に引き続き、構想立案能力の向上をテーマに、前回発表できなかった残り4名メンバーが策定したプロジェクトをPowerPointを用いたプレゼンテーション実技の形で行われ、市職員の各担当部署の観点からのプロジェクト提案を、一人、発表10分、質疑応答20分の形で進められた。
各人のプレゼンテーション発表毎に講師の矢口・金岡両氏が疑問や質問を問い掛けて、思考や表現法のアドバイスを行い、「何を考えて、何をどうするかを常に考えること」や「目的と効果を考えて整理してストーリー化すること」の重要性や、表現としてのタイトルの重要性などをアドバイスした。
今回の4人と前回行われた8人の計12名全体のプレゼンテーション実技発表総括として、金岡氏は「プレゼンは、自らの考えている思考の論理は何かを伝えることであり、そのことに慣れる訓練を重ねて欲しい」と話し、「(塾生の思いが)点から線・面へと広がっていくよう、皆さんとともに、今後の地域再生塾では考えていきたい」とまとめた。