講義報告

4日目 第8限

日時:平成23年12月1日(木) 14:00〜17:00
場所:埋没林博物館 研修室

環境と経済の両立を実現している企業や地域の取り組みを通じ、その本質について学んだ。

講義(第8限)
コミュニティビジネス起業化論③
小企業、新たな公など地域の取り組み

講師:
富山大学地域連携推進機構 教授 金岡省吾氏

 今日の講義・討議では、環境と経済が両立することが可能かどうかを考える。
先生からの問いかけ
@豊岡のコウノトリは地域づくりに繋がった。黒部のトキはどうであろうか?
A地域活性化は行政が今まで行ってきたが、現在は民間(企業、地域)がやっている。その意味は?
B前回までの講義で、魚津の水循環が競争優位な資源であることを理解したか?
C企業はなぜ環境領域へと踏み出しているのか?

 兵庫県豊岡市、黒部市宇奈月などの取り組みを紹介。
 環境庁の環境行政、中小企業庁の地域資源活用促進施策、経済産業省のグリーンニューディール政策など国の動きも紹介。これらを統合すると地域課題解決への新たな地域経営が見えてくる。
 ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスについて紹介。
 塾生からは環境と経済について両立が可能、不可能、両方の意見が出された。その後、塾生出身企業の特徴、得意分野などについて発言を受け、環境との関わりについて意見交換した。

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