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スタッフの紹介

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伊藤裕夫

地域づくり・文化支援部門長
芸術文化学部教授

自己紹介

大学を卒業後、広告会社で主に文化事業の企画と自治体広報の仕事に従事した後、シンクタンクで文化政策とNPOを中心に調査研究を担当し、静岡文化芸術大学(文化政策学部)を経て、平成18年4月から富山大学芸術文化学部に赴任しました。

専門は、国や地方自治体の文化政策(芸術文化振興から文化資源を活かした地域づくりまで)とアートマネジメント(文化施設やアートプロジェクトの運営)で、特に最近は市民社会時代における文化政策のあり方を、アート分野のNPOを追いかけることで研究しています。

抱負

「文化」には大きく、(芸術など)人間の精神活動の成果という意味と、ある集団(社会)に共有・継承される行動様式や風習、価値観という二つの意味があるといわれています。この両者は、後者の文化を土壌に前者の文化(芸術など)は生まれると同時に、前者の文化が多くの人々に受け止められていく中から、後者の文化(例えば地域文化)が形成されていくという相互関係にあると考えられます。

そのような見方からすると、当部門の「地域づくり」と「文化支援」の間にある「・」は、単に「and」であってはならず、地域づくりと文化支援は相互に関わり合って、人々の暮らしを豊かにしていくものなければならないと思います。

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