研究所設立の背景
国内では、人口減少や少子高齢化にともない、地域の活力低下、サービスの供給主体の確保等、多方面にわたる課題が問題となっています。 このため安定した経済成長と労働力の確保へ向けて、生産性の向上、人材の育成、コミュニティの再生等による地域活性化の取り組みが進められています。
高岡市においても少子高齢化の進展による年齢構成の変化、大型店出店等による消費構造の変化など、経済の疲弊した状態が続いており、雇用の維持を図ることが求められています。
こうした中で、東海北陸道の全線開通、北陸新幹線開業など、人・もの・情報の交流が飛躍的に増加するチャンスが訪れています。北陸新幹線の開業効果を最大限に発揮し魅力あるまちづくりを推進するため、地域と行政が共に連携し、新たなまちの魅力や価値を一緒に創りあげていく「共創のまちづくり」の取組みを進めていく必要があります。
研究所設立
研究所は地域の課題解決に資する地域活性化プロジェクトの立案をおこなうとともに、地域企業が立案したプロジェクトを自らプロデュースし、行動する機能を共働して育み、高岡発のイノベーションを創出するために形成するものです。 新たなビジネスの創出は、まちのにぎわい創出にもつながり、地域経済や雇用にも寄与することが考えられます。