舟橋村・富山大学 地域づくり連携協定事業-『協働型まちづくり』を推進する、日本一小さな自治体の地域づくり

『協働型まちづくり』を推進する、日本一小さな自治体の地域づくり
平成20年度事業

h20年協働型まちづくり事業

組織的連携による地域づくり支援のシステム構築<br />-〜富山大学・舟橋村地域づくり連携会議を基軸とした協働型まちづくりの仕組みづくり〜

前年度末に締結した「富山大学・舟橋村における地域づくり包括連携協定」を礎に,富山大学と舟橋村における組織的連携による事業展開を推進した。

平成20年度は「試行的協働型地域づくりへの挑戦」を活動目標に掲げ,「舟橋村まちづくり連携会議」「まちづくり協議会」「ふなはしまちづくり塾」「職員研修・議員研修等による地域づくり人材育成」「計画策定・まちづくり事業展開への側面支援」など,地域づくり実践に向けた制度設計を含む仕組みづくりと試行事業を展開した。さらに,次年度からの「舟橋村から富山大学へ研究員派遣」の準備活動を行い,舟橋村における富山大学との連携による協働型地域づくりの本格展開への道筋を形成した。

舟橋村まちづくり連携会議

前年度末に締結した連携協定に基づき、連携を円滑に推進するために「舟橋村まちづくり連携会議」を設置し,組織的連携による地域づくり支援のシステム構築に向けた試行事業展開に向けた事業計画を立案した。

事業計画の立案に際しては,地域づくり専門部会として舟橋村と富山大学間で計6回の検討を重ねた。住民・地域・役場が協力し,様々な取り組みや施策の実施には,個別案件毎に企画から運営までを実際に行う組織として,「まちづくり協議会」が必要との結論に達した。

舟橋村まちづくり連携会議

そこで,平成20年度は「ふなはしまつり」を取り上げ,ふなはしまつり運営委員会と公募委員による「ふなはしまつり協議会」を立ち上げ,「ふなはしまつり」の実状と課題明確化への調査分析を実施し,「協働型地域づくり」を具現化する改善プランの立案を行うこととなった。

まちづくり協議会の設置

年度毎に個別事案を設定し,村民自らが企画から実施までを行う協働型まちづくりの推進組織として,まちづくり協議会を組成した。

平成20年度は「ふなはしまつり」をテーマに,大学と役場とが準備会合(23回)を重ね,ふなはしまつり実態調査(CS調査)や住民自らが進行役を担うワークショップ開催等を行い,改善企画を立案した。この改善企画は競争資金獲得につながり,舟橋村協働型まちづくりの礎を構築しました。

まちづくり協議会 フローチャート まちづくり協議会 活動の様子

ふなはしまちづくり塾

舟橋村民の意識の芽生えを促し,次なる舟橋村協働型まちづくりの核となる人材発掘に向け,協働型住民育成のための勉強会として,平成20年度は「協働型まちづくりとは」テーマに,「ふなはしまちづくり塾」を実施した,

ふなはしまちづくり塾 風景