地域産業資料室木材すかし彫 額 「孔雀に牡丹之図」
井波木彫刻は,瑞泉寺再建の折,京都本願寺の彫刻師が地元大工に技法を伝えたのが始まりである。
この木彫技術は神社仏閣の彫刻を母体として今日に至り欄間を中心に獅子頭,天神様,置物,衝立と現在では多岐に及んでいます。
このパネルは原木選定,図案,荒彫,仕上げ彫りと進み,約200本以上の彫刻刃を使い,すかし彫の手法により,表現した作品である。