地域産業資料室

獅子頭 シシガシラ

資料番号
M-017
種別
木材
材質
技法
井波彫刻
規格
口幅7寸
産地
富山
制作者
溪  斉(溪斉)
制作年次
H4(1992)
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獅子頭は神社の祭礼の獅子舞に使用され,各地方に郷土文化として,いろいろな獅子頭が残っている。

井波彫刻は宮大工から発生し,大工と彫刻を兼ねていた。明治期に専業の人々が現れてきた。

この獅子頭は,材料として桐材を使用し,荒取り,荒彫り,仕上げ彫りと制作され,目には金箔,目の玉は黒漆を使用している。

近年は室内の装飾品として制作され,昭和50年5月に通産省の伝統的工芸品に指定されている。