地域産業資料室

欅総盆 ケヤキソウボン

資料番号
M-015
種別
木材
材質
技法
木工ロクロ挽物、磨き木地、庄川挽物木地
規格
高5×径45.5
産地
富山
制作者
小西  久夫(吉三郎)
制作年次
H2(1990)
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庄川挽物(木工ロクロにより切削する。)木地生産は幕末期より始まり、全国的に漆器素地産地として知られているが、ケヤキ、トチ材等の用材による磨き木地製品(木目、色を生かした仕上げ方法)も多く生産している。

総盆とは丸盆の別称で、直径1尺2寸(約36cm)〜1尺6寸(約50cm)程のものをいい、またいろいろな用途に使われる意味もある。

この盆は、ケヤキ磨き木地にさらに木肌を美しく保つよう胡桃油で磨き、仕上げてある。