パシュトゥン族, ウズベク族 結婚式用アクセサリー パシュトゥンゾク、ウズベクゾクアクセサリー


銀製の装飾品は、インド、パキスタン、旧アフガニスタンをはじめ、古くから多くの地で制作されてきた。
このパシュトウン族の銀製品は、結婚式に用いられるものなどで、特別高度な技法で制作されている訳ではないが、銀の色にブルー、レッドの石の色がバランスよく配され、一式としての装飾品の美しさを見事に表現している。
銀紙の包み紙やコインなどを巧みに装飾に用い、様々な材料の扱いにおおらかさを感じる。
また銀が触れ合う音の効果も考慮されており、我々の文明生活の中での装飾品のあり方など改めて考えさせられる点が多い。
