地域産業資料室金属鋳銅花器 「蘭華線文様」
彫金は金工技法の加飾の分野で古くから行われている。
象嵌は古墳時代から使われ、古代武具、建築金具、装身具と日常生活の道具として発展してきた。
鏨で素地に溝を彫り、そこへ貴金属や異種の金属を埋め込み、多彩な色合いを表現する手法である。
銀線を主体とした幾何文様は、雰囲気をより端正にした作品にしている。